針葉樹?広葉樹?…何???
『薪』買いに来たけど、どっち買えばいいの?
キャンプの醍醐味のひとつ!
そう‼『焚き火』ヽ(^。^)ノ♪
その焚き火に必要な薪をホームセンターに買いに行くと『針葉樹』『広葉樹』って分けて売られている(。-`ω-)
どっちを買ったらいいの?
何が違うの?
って、売り場で悩んだことを覚えています(^▽^;)
ということで、用途に合わせた『薪選び』の参考になれば幸いです(≧▽≦)
薪の種類と特徴
まずは『針葉樹』と『広葉樹』の特徴から(゚∀゚)♪
葉が針のように細長い裸子植物球果植物門の樹木
【代表】マツ、スギ、ヒノキ等
【特徴】 針葉樹は油分を多く含むため、火付きも良く、燃えるのも早いので、焚きつけに適している。その代わり、火持ちが悪い。
葉が広く平たい被子植物に属す木本
【代表】ナラ、クヌギ、ケヤキ、サクラ等
【特徴】 火持ちが良く、火力調整がしやすいのが特徴 。但し、火付きが悪く着火しにくい。
針葉樹
スギ
火付きが早く、火力も強いため、キャンプやアウトドアでの焚きつけに最適 !また、柔らかいので薪割りもしやすい。
マツ
油分が多いので焚きつけに最適!火力はとても強いが、マツ特有の松脂(マツヤニ)が燃えることで煤が多く出て、鍋やシェラカップなど真っ黒になるのでご注意を。
ヒノキ
高級建築材としても使われるヒノキは、針葉樹の中でも火持ちがいい!ヒノキの太薪のものは針葉樹でも着火しにくいので、細割りにするか、他の針葉樹と合わせて使用するほうがいい。
広葉樹
ナラ
薪ストーブや暖炉で使う広葉樹薪の代表格とも言える薪の王様「ナラ」!手に入れやすく、物量も豊富で、火持ちも火力も良いことから最もコストパフォーマンスに優れている薪。
クヌギ
ナラと同じ広葉樹だが、抜群の燃焼時間と熱量を併せ持ち、薪としては高級。他の薪と比べて乾燥時間が短いのも魅力のひとつ!
ケヤキ
お香のような独特な香りがするケヤキ!サクラほど万人向きの香りではないが、その硬さと耐久力から、高級家具に使用されることが多い。火持ちはナラには劣ってしまうものの、おき火を作るのに適している。
薪の選び方・保管方法
薪の選び方
薪で重要なのは乾燥!
水分が多い薪を燃やすと、煙や煤が発生しやすくなり、そのまま薪ストーブを使い続けると煤で詰まってしまう危険性がΣ(゚Д゚)
乾燥さえすれば、広葉樹でも針葉樹でも煤の量は極端に変わることはないとも言われています。
そんな薪の最適な水分量は15%~20%前後!
でも、実際見てわかるものなのでしょうか⁇
調べてみると、
・音の違い:乾燥した薪なら、拍子木のように叩くと「高い音」がする
・見たの目が違い:樹皮との間に隙間ができ、 木に放射線状の割れ目ができる
正直、ホームセンターなどでは上記をチェックすることは難しいですが、もしキャンプに頻回に行くのであれば常に買い足しておき、古いものから使用していくのもアリかも( *´艸`)
薪の保管方法
①陽当たりのいい、風通しのいい場所
②雨除けの屋根付き
③虫が出る可能性を考えて屋外
やっぱり、重要なことは「乾燥」!
ベストは屋根付きの「薪保管ラック」での保管ですが、なかなかできない環境下の方も多い…
でも、屋外で雨に当たらないようにビニールをかけておくだけでも違うらしいですよ!
わが家もウッドデッキに風通しのいいカゴを置き、上にシートを掛けています。
乾燥が進んでいる薪は多少の雨ならすぐ乾くので、さほど神経質にならなくても大丈夫とのこと( `ー´)ノ☆
そして、薪積のときにも風通しに注意して積む必要があります(*’▽’)
「井桁積み」が乾燥を促すうえでは非常に効果的ですが、スペースがない場合は薪と薪の間になるべく隙間ができるように積む工夫を☆
また、薪の中には虫が住んでいる場合があるので、屋外での保管をおすすめします(^^;
まとめ
火おこしは、細く小さなものから火を点け、徐々に長く太い薪へ火を育てていくのがセオリー☆
そして、その「火を育てる過程」がまぁなんとも楽しいヽ(^。^)ノ♪
うちの旦那さん、ソロキャンプでは焚火料理にこだわってやっていますが、やっぱり火加減など難しいらしい(^▽^;)
でもその難しさを含めて楽しいみたいで(゚∀゚)☆
薪の樹種の特性を知って、さらにそれを使いこなしたら本当にかっこいい!!!
私も焚き火料理を極めたいな(≧▽≦)♪
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