どんなことに注意したらいい?キャンプにおける新型コロナ感染対策とは!

渚園キャンプ場 マスク 石油ストーブ

キャンプは屋外!
新型コロナウイルス感染対策はいらない!

なんて思う人は、もうこのご時世いないと思います。実際、グルキャンをして感染したなんてニュースもありましたし(。-`ω-)

でも、実際どんなときに、どんな対策を、どのようにすればいいのか…
なんとなくわかっているようで、なんとなくわからない…

今回は、大好きなキャンプで具体的にどういうポイントをおさえて感染対策したらいいのかを考えてみました。

キャンプ場における感染対策とは?

オートキャンプを楽しむための新型コロナウイルス対応ガイドライン
  1. 県境をまたぐ移動については、キャンプ場のある自治体の指示に従う。
  2. 食材や消耗品などの購入は、できるだけ自宅周辺で済ませる。
  3. 出発前に検温などを行い健康状態をチェックする。
  4. キャンプ場に到着する途中(サービスエリア、観光施設など)でも3密状態(密閉・密集・密接)を避けるようにする。
  5. キャンプ場では運営者の指示に従い、感染防止に積極的に協力する。
  6. 管理棟、炊事場、トイレなど屋内施設では3密状態を避けるようにする。
  7. マスクを持参し、他人との距離を十分取れない恐れがある場合に着用する。マスク着用時は熱中症リスクに注意する。
  8. 消毒用アルコールは引火の危険があるので、特に子供は消毒直後に火に近づかないよう注意する。高温になる車内には保管しない。
    出典: 一般社団法人日本オートキャンプ協会

1)密にならないキャンプ場選び

地元のキャンプ場の推奨

感染拡大防止のために、‟県”をまたがず地元や近隣のキャンプ場で楽しむ!

地元の活性化にもつながるし、移動時間がかからない分キャンプそのものを楽しむ時間が増えます。設営後のマッタリ時間が増えることで、今まで挑戦してこなかった凝った料理にチャレンジしてみたり、今までと違うレイアウトを試してみたり、大好きな焚き火を少しでも長く楽しむことができます。

また、敬遠していたキャンプ場でも行ってみると想像と違ったり、状況が変わっているかもしれませんしね(*´ω`)

広大な敷地のキャンプ場

キャンプ場の中には広大なキャンプサイトから隣のサイトとものすごく近い区画サイトまでいろんなタイプがあると思います。

コロナ禍で今までよりも使用サイトを制限して少しでも密を避けて運営しているキャンプ場が多いと思いますが、利用する側に委ねられているキャンプ場もあります。

どんなキャンプ場なのか、広さは?コロナ対策は?入場制限は?・・・など事前に情報を収集し、密を避けたキャンプ場選びをすることが重要です。

週末、連休を避ける

キャンプ イベント ふもとっぱら

仕事の関係上、なかなか平日にキャンプに行けない方も多いと思いますが、勤務調整が可能なら極力混雑を避けた日程で計画することも「密を避ける」という点で重要です。

やはり週末や連休のキャンプ場は混み合います。なので、予定を一日ずらすだけでも変わると思います。例えば、金曜日に休みをもらって「金・土」でキャンプとか、月曜日に休みをもらって「日・月」でキャンプとか(^▽^)

まぁ、それが出来ればそうしているよ…という方が大半だとは思いますが(;´∀`)

最新情報の確認

今のご時世、新型コロナ感染の状況次第でキャンプ場側も運営状況を変更せざるを得ません。

感染拡大防止の観点から、県内者のみの利用に限定されていたり、以前はレンタルできたものが出来なくなっていたり、予約方法や受付方法、チェックインの仕組みが変わっていたりする可能性があります。

事前にホームページやSNSなどで確認しておくのがベターだと思います(^_^)

2)グルキャンは控える

ソロでも集まればグルキャン

今人気の「ソロキャンプ」☆

でも見かけるのがソロキャンパー同士で輪になってテントを立て、各々料理をするのですが、結果お酒が入ると大きな声で会話しながら作った料理をみんなでつつく姿…(-_-;)

屋外でもそれ「会食」ですよ…しかもマスクはしていないし(;”∀”)

別テントでも一緒に食事はアウト!

ソロキャンプだけに限りません。

ファミリーキャンパー同士、近くにテントを立て食事を一緒にしたり、また食事は別々でも子供同士が仲良くてお互いのテントに出入りしていればウイルスを共有しているも同じ…(-_-;)

今は同居ファミリーのみで心置きなくキャンプを楽しむ計画を立てたほうがいいですね☆

3)共有スペースでの感染対策の徹底

炊事場、トイレ、受付棟でのマスク着用厳守

共有スペースでのマスク着用は厳守しなければなりません。

「屋外」=「安全」ではないし、「マスク」=「100%感染防止」でもありません。
でも、マスク着用により多くのリスク低減につながることは明白です!

テントの外=外出』と捉えて、洗い物に行くときやトイレに行くときは忘れずにマスクをしましょう☆

また、ジャグウォーターを使ってサイト内で完結できれば、共有スペースそのものを利用する回数を減らすことができますね(*´ω`)

今や「マスク着用」はマナーであり、身だしなみのひとつでもあります。
マナーを守ること、身だしなみを整えることは、自分のためだけでなく相手のことを思いやることにもつながると思います。

正しい手洗い、手指消毒

寒いこの時期、キャンプ場での手洗いは修行のように凍えます(;”∀”)
でも、指先2.3本をちょっと水に濡らしたことを『手洗い』とは言いません!

出典:ウェザーニュース

かと言って、氷点下の中お湯の出ないキャンプ場でこのような手洗いが毎回できるとも思えません( ̄▽ ̄;)

ということで、「アルコール手指消毒」が有効ですが、これもただ消毒液を手に塗ればいいというわけではありません。

出典:サラヤ

アルコール消毒液の場合、ポイントとなるのはやはり「指先を曲げて爪に消毒液がかかるように受ける」ってとこ(゚∀゚)おぉ~

出典:サラヤ

これを見ると『正しい方法、正しい手順で消毒する』ことの重要性と意義がわかりますよね♪

まとめると…

・ポンプはしっかり押しきるまで1プッシュ
・スプレータイプの速乾性アルコール製剤は「指先を曲げて爪に消毒液がかかるように」受け正しい手順で」まんべんなく擦り込む
 ※ジェルタイプは手のひらで受け取る
15秒以上すりこめないようなら消毒液を追加をする

もちろん、目に見える汚れは石けんを使って流水下でしっかり洗い落とし、そのあとでアルコール消毒をしないと十分に消毒液の効果を得られないので、手洗いとアルコール消毒をセットで出来る環境なら両方行うほうが効果的ですね(*´ω`)

4)アーリー&レイトの利用

みんなチェックイン時刻に入りたい!
フリーサイトなら好きな場所を取れるし、少しでも長い時間キャンプを楽しみたい♪

ということは、受付時に密になる可能性が(;”∀”)

キャンプ場にもよりますが、アーリーチェックインやレイトチェックアウトを利用するのもひとつの手段。キャンプ場のホームページや予約時に確認しておくといいかもしれないですね(*´ω`)

そもそもキャンプって屋外なのに感染対策が必要?

乾燥した空気ではウイルスの浮遊時間が長い

湿度が十分あれば、ウィルスは空気中の水分を取り込み重くなるため、長時間空気中に漂うことができないけど、空気が乾燥していると、水分が蒸発しウイルスが軽くなるため、長い時間、空気中を漂うことが出来るようになってしまいます(;”∀”)

つまり、共有スペースのトイレに誰もいなくても、その直前に使用していた人がマスクせずに咳やくしゃみをしていたら…Σ(゚Д゚;)

そう考えると、十分な換気と誰もいなくても共有スペースを利用するときのマスク着用必須

自宅でトイレに行くときマスクするなんてことがないので、「トイレに行く=マスク着用」という発想が乏しくなり、マスクを忘れてトイレに行ってしまう可能性も…

しかも、「屋外にいる」という安心感と「楽しいキャンプ」という状況が気のゆるみを生じさせてしまう恐れもあります。

冬キャンプは特に鼻水やくしゃみが出やすい?

寒暖差の大きい環境にさらされると、突然くしゃみや鼻水が多くなるという方も少なくないと思います。例えば、寒い駅のホーム→温かい電車の中、外出先→温かい部屋などの移動後にサラサラした鼻水がダァーっと出てきたり、鼻の中がムズムズしてくしゃみがやたらと出たり(;”∀”)

それ、もしかすると「寒暖差アレルギー」と呼ばれるものかもしれません。正確には「血管運動性鼻炎」と呼ばれるものです。

キャンプ場にもよりますが、屋外で過ごし冷え切った体には風を遮られた「トイレ」でさえ温かく感じることがあります。そんな時、急に鼻水やくしゃみが出ても不思議じゃないんです。

いくらキャンプ場のスタッフの方が定期的に消毒をしてくれているといっても‟完璧”なんて存在しないということを肝に銘じること、そういう意識でいることが行動変容に繋がると思います。

まとめ

キャンプ場側がいくら万全の対策を取っていても、利用する側の私たちがその取り組みを理解し厳守しないと意味がありません

今一度、正しいマスクの装着方法、意味のある手洗いや手指消毒の方法、またそれらを施行するタイミングと意義を考え、キャンプ場のみならず普段の生活から実践することで初めて新型コロナの感染リスク低減につながると思います。

大好きなキャンプを堪能するために、もう一度感染対策について自分の行動を見直すきっかけになったら幸いです。

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